子供へのお祝い

幼稚園から大学まで、
入学・卒業祝いに何を贈る?

入学祝いの贈り物

子どもの入学は身内のお祝いであり、祝い方に特別なしきたりはありません。お祝いの品を贈る場合には、重複することを避けるためにも、本人や両親の希望を聞いてから贈るようにします。

カバンや靴など、学校生活に必要なものを贈る場合には、学校によっては不要だったり指定の場合があるので、事前に確認が必要です。入学祝いは、入学式の1カ月位前から、遅くとも入学式の1週間前までに贈ります。

お祝いの相場は、贈る側が本人の祖父母の場合、小学校入学で3万~10万円、中学校以降は1万~5万円。伯父・伯母・叔父・叔母の場合は1万円~、その他の親類は5千円~、親の友人・知人は5千円~です。

幼稚園の入園祝いに向くのは、お弁当箱、水筒、リュックサック、傘、長靴、通園用レインコート、名入れハンカチ、名入れタオル、靴下、絵本、図鑑、クレヨン、お絵かきノート、鉛筆などの学用品、ミニピアノなど。

小学校の入学祝いには、図鑑、図書カード、子ども向けDVD、名入れ鉛筆、クレヨン、ノート、筆箱、鉛筆削り、地球儀、目覚まし時計、名入れタオル、通学向け洋服(制服がない場合)、防犯ベルなど。

中学・高校の入学祝いには、辞書、イニシャル入りのボールペンや万年筆、腕時計、図書カード、パスケース、スポーツバッグなど。

大学の入学祝いには、腕時計、イニシャル入りのボールペンや万年筆、財布、パスケース、パソコン、図書カード、スーツ、ブレザー&スラックス、ワイシャツ、ネクタイ、ワンピース、スカーフ、ネックレス、ハンドバッグなど。大学入学と同時に一人暮らしを始める場合には、希望を聞いたうえで生活必需品を贈るのもよいでしょう。たとえば、テレビ、小型冷蔵庫、電子レンジ、トースター、電気ポット、コーヒーメーカー、コードレスクリーナー、オーディオ機器、食器セット、寝具などがあげられます。

卒業祝いは入学・就職祝いと
まとめてもOK

卒業と入学・就職は時期が近いので、お祝いはどちらかに対して贈ることが多いです。

子どもが義務教育中や、そのまますぐ上の学校に進学するのであれば、入学を重んじることが多いようです。
卒業して社会人になるような場合には、新しい世界に進むことに対し、就職祝いとして励ましの気持ちを込めた贈り物をするといいでしょう。

お祝いの相場は、贈る側が本人の祖父母の場合は1万~10万円、伯父・伯母・叔父・叔母は1万円~、その他の親類は5千円~、親の友人・知人は5千円~です。

入園・入学祝い

  • 入園・入学祝いの熨斗(のし)紙、表書きの書き方、選び方
  • 〈 のし紙 〉

    • ●紅白もろわな結びののし紙
  • 〈 表書きの種類 〉

    • ●御入園祝(幼稚園入園)
    • ●御入学祝
    • ●ご入学祝
    • ●御祝

進学・合格が決まったとき

  • 進学・合格が決まったときの熨斗(のし)紙、表書きの書き方、選び方
  • 〈 のし紙 〉

    • ●紅白もろわな結びののし紙
  • 〈 表書きの種類 〉

    [進学が決まったとき]

    • ●御進学祝
    • ●ご進学祝

    [受験に合格したとき]

    • ●合格御祝

お祝い・お返しを贈る

  • ※記載されている内容は、地域・時代・慣習・商品によって異なる場合があります。
  • ※相場の金額は、三越伊勢丹の店頭にて、数多くのご相談を受けてアドバイスしてきた金額です。ただしあくまでも目安です。
    お付き合いの度合いや、地域によっても変わってきます。判断に迷ったときは、少し多めの金額にするとよいでしょう。
    逆に、年齢などにより金額が少なくなる場合もあります。
  • ※かけ紙の表書きは代表的なものを記載しています。

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