お世話になった方が転勤するときには、どうしたらいい?
荷物にならない贈り物を
親しくお付き合いをしてきた方が海外や国内遠方に転勤してしばらく会えなくなる場合、これまでお世話になったお礼と、転勤先での健康・活躍を祈念して贈り物をします。
品物は、引っ越しまでに食べきれるお菓子や、現在お住まいの地方の特産品などで嵩がはらず、荷物にならない物にします。また、現金を差し上げることもあります。家族ぐるみでお付き合いしてきた会社の方やご近所の方が転勤する際には、引っ越し準備で疲れた心身のリフレッシュと思い出作りのために、レストランなどでの会食もよいものです。
国内・海外の転勤の時の
贈り物
-
〈 のし紙 〉
- ●紅白もろわな結びの祝儀袋(金子の場合)
- ●紅白もろわな結びののし紙
-
〈 表書きの種類 〉
- ●御贐(おはなむけ)
- ●御餞別(おせんべつ)
- ●御礼
- ●おはなむけ
- ※御餞別は、通常、目上の方には用いません。
[海外転勤のとき]
- ●順風満帆祈念(じゅんぷうまんぱんきねん)
- ●一路平安祈念(いちろへいあんきねん)
お世話になった先生が
転勤するとき
子どもたちがお世話になった先生が転勤するときには、有志が集まって贈り物をして感謝の気持ちを伝えるとよいでしょう。大げさな贈り物ではなく、ステーショナリー類など日常の仕事で使えるもの、記念に残るフォトフレームなどがよいでしょう。
お祝い・お返しを贈る
- ※記載されている内容は、地域・時代・慣習・商品によって異なる場合があります。
- ※相場の金額は、三越伊勢丹の店頭にて、数多くのご相談を受けてアドバイスしてきた金額です。ただしあくまでも目安です。
お付き合いの度合いや、地域によっても変わってきます。判断に迷ったときは、少し多めの金額にするとよいでしょう。
逆に、年齢などにより金額が少なくなる場合もあります。 - ※かけ紙の表書きは代表的なものを記載しています。