喪中のときの贈り物

喪中のときの
贈り物のマナー

喪中の方へのお中元やお歳暮は、
忌明け後に

お中元やお歳暮の時期が、亡くなられた方の忌明け(七七日忌)前なのか、忌明け後なのかによって判断するとよいでしょう。例えば、亡くなられたのが3月ならお中元時期は忌明けの後なので、例年通りにお中元を贈っても失礼ではありません。その際、紅白のもろわな結びののし紙で贈るのが気になるのであれば、無地の短冊に「御中元」「御歳暮」と表書きをしてもよいでしょう。

忌明け前にお中元またはお歳暮の時期がくるときは、忌明け後に贈るように時期を遅らせます。お中元の場合には7月16日から立秋の前日までは「暑中御伺」とし、お歳暮の場合の場合には年が明けて松の内が過ぎてから2月の立春の前日までは「寒中御伺」として贈ります。「御中元」や「寒中御伺」を使う時期は、地域によって異なります。

贈る側が喪中の場合も、
忌明け後ならお中元やお歳暮を
贈ってもかまいません

贈る側が喪中であっても、忌明けが済んでいれば例年通りにお中元やお歳暮を贈ってもよいでしょう。
昔から死者を出した家から贈り物を贈ったり、人が出向くことは「穢れを移す」とされていたため、一定期間は身を慎んでいました。この期間を「忌中」と呼び、現在では七七日忌までとされています。

お祝い・お返しを贈る

  • ※記載されている内容は、地域・時代・慣習・商品によって異なる場合があります。
  • ※相場の金額は、三越伊勢丹の店頭にて、数多くのご相談を受けてアドバイスしてきた金額です。ただしあくまでも目安です。
    お付き合いの度合いや、地域によっても変わってきます。判断に迷ったときは、少し多めの金額にするとよいでしょう。
    逆に、年齢などにより金額が少なくなる場合もあります。
  • ※かけ紙の表書きは代表的なものを記載しています。

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