快気祝い

快気祝いはいつごろまでに
贈ればいい?

退院後約3週間後位
までが目安

もともとは、病気やケガから快復したときに、全快の報告やお見舞いのお礼をかねた祝宴を開いたり、内祝いの品を配ったりすることが「快気祝い」といわれていました。お見舞いのお礼の時期に決まりはありませんが、退院や完治後2〜3週間位までに行うのが一般的です。金額の目安としては、お見舞いに対する3分の1から半分位です。品物としては、「病気が残らない」「洗い流してくれる」との願いから、食品や洗剤がよく用いられます。

お見舞いをいただいたけれど、「退院まで時間がかかりそう」「退院はできたが自宅療養の必要がある」などの闘病中でも、とりあえずお礼をしておきたい場合は「御見舞御礼」などとして贈るとよいでしょう 。また、完治してしばらく経ってからお祝いをいただいた場合の返礼は「快氣祝」または「御礼」とします。

快気の内祝い

  • 快気の内祝いの熨斗(のし)紙、表書きの書き方、選び方
  • 〈 のし紙 〉

    • ●紅白ま結びののし紙
  • 〈 表書きの種類 〉

    • ●快氣祝
    • ●全快祝
    • ●本復祝
    • ●内祝
    • ●快氣内祝
    • ●全快内祝
    • ●本復内祝

お見舞いのお礼

  • お見舞いのお礼の熨斗(のし)紙、表書きの書き方、選び方
  • 〈 のし紙 〉

    • ●紅白ま結びののし紙
  • 〈 表書きの種類 〉

    • ●御見舞御礼
    • ●御礼
    • ●退院内祝(退院後3週間以内の場合)

亡くなられた場合の
返礼について

お見舞いをいただきながら、お礼やお返しをしないまま亡くなられた場合、お香典返しの前にいただいたお見舞いの3分の1から半分位を目安に返礼すると丁寧です。表書きは「御見舞御礼」としますが、この場合には黒白ま結びのかけ紙を用いて弔事包装とします。

お見舞いの返礼と香典返しを一緒に贈りたい場合、お香典返しは「志」、お見舞いのお礼は「御見舞御礼」として弔事包装で同送します。また、いただいたお見舞いとお香典とを合算して、見合う額のお香典返しをすることもあります。

亡くなられたときの返礼

  • 亡くなられたときの返礼のかけ紙、表書きの書き方、選び方
  • 〈 かけ紙 〉

    • ●黒白、黄白ま結のかけ紙
    • ●無地短冊

    ※いずれも弔事包装

  • 〈 表書きの種類 〉

    • ●御見舞御礼
    • ●御礼

お祝い・お返しを贈る

  • ※記載されている内容は、地域・時代・慣習・商品によって異なる場合があります。
  • ※相場の金額は、三越伊勢丹の店頭にて、数多くのご相談を受けてアドバイスしてきた金額です。ただしあくまでも目安です。
    お付き合いの度合いや、地域によっても変わってきます。判断に迷ったときは、少し多めの金額にするとよいでしょう。
    逆に、年齢などにより金額が少なくなる場合もあります。
  • ※かけ紙の表書きは代表的なものを記載しています。

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