バイヤーおすすめ!今年食べるべきチョコレート7選

バイヤーおすすめ!今年食べるべきチョコレート7選

スイーツコレクションのおすすめは、スイーツのことをよ〜く知っているバイヤーに聞くのが一番!今年、銀座三越のスイーツコレクションを担当する丸田裕子が、“バイヤー”と“甘いもの好き”の両方の目線でおすすめを選びました!チョコレート選びに迷ったら、ぜひ参考にしてみてください。

フルーツの風味にうっとり。<メゾン カカオ>のアロマ生チョコレート

〈メゾン カカオ〉

<メゾン カカオ>
アロマ生チョコレート バタフライ(フランボワーズ) 2,592円(日本製/16個入)

昨年の銀座スイーツコレクションの会場で行列が絶えなかった〈メゾン カカオ〉。すでにチェックされているお客さまもたくさんいらっしゃると思います。〈メゾン カカオ〉の生チョコレートは、フルーツの香りと風味が最大限に引き出され、チョコレートとのバランスの良さが人気の秘密です。今年の新作フレーバーは、やさしい甘さのミルクチョコレートに、国産ラズベリーの濃厚な甘酸っぱさがはじける「バタフライ」。華やぐ気持ちやドキドキするような胸の高鳴りが表現され、ひとくちほおばれば、心がキュンとときめくはず。ネオンピンクに彩られたかわいいパッケージはプレゼントにはもちろん、自分用にも欲しくなってしまうこと間違いなしです。
銀座三越 新館7階 催物会場


正統派のショコラを選ぶなら<パスカル・ル・ガック>に決まり

〈パスカル・ル・ガック〉

<パスカル・ル・ガック>
ボンボンショコラ詰め合わせ 2,700円(フランス製/6個入)[銀座三越限定]

毎年たくさんのショコラティエが登場し、正直迷ってしまいますよね…?2019年にパリ本店に次ぐ2号店を東京にオープンしたことでも注目を集めている〈パスカル・ル・ガック〉。ご存知の方も多いのではないでしょうか。ル・ガック氏は、「クラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ」、通称C.C.C.と呼ばれるショコラ愛好家の品評会で2009年から7年連続で最高位を受賞し、2014年から5年連続で「フランスで欠かすことのできないショコラティエ」にも選ばれた実力派。長年にわたってショコラ界に名を馳せています。フランスの伝統的なショコラの製法を守りながら、パリのアトリエで丁寧に作られるひと粒はまさに正統的な味わい。代表作の「塩ミルクキャラメル」や銀座三越限定のさくらんぼのガナッシュ、ヌガティーヌのカリッとした食感が楽しいプラリネなど6種類を詰めたアソートは自分へのご褒美にぴったりです。
銀座三越 新館7階 催物会場


アラン・デュカス氏が手がけるショコラ専門店が銀座三越に初登場!

〈ル・ショコラ・アラン・デュカス〉

<ル・ショコラ・アラン・デュカス>
デクヴェルト詰合せ 2,808円(日本製/6個入)

フランス料理界の巨匠、アラン・デュカス氏が30年以上あたため、2013年にパリで創業した彼の夢の結晶とも言えるショコラトリーが銀座三越に初登場します。パリの工房でカカオ豆を焙煎し、産地別の個性を引き出したクーベルチュールを使って日本の工房で丁寧に仕上げられたボンボンショコラは味わいの深さが魅力です。単一産地のカカオ豆で作られる“ガナッシュ・オリジン”はマダガスカルとペルー、フレーバーをブレンドした“ガナッシュ・グルマンド”はキャラメルとフランボワーズ、香り豊かなプラリネを閉じ込めた“プラリネ・ア・ランシエンヌ”はヘーゼルナッツとアーモンドという食べくらべも楽しい6粒のショコラがセットされています。〈ル・ショコラ・アラン・デュカス〉の世界観を堪能できるアソートをぜひチェックしてみてください。
銀座三越 新館7階 催物会場


<ショウダイ ビオ ナチュール>の美しすぎるオーガニックチョコレート

〈ショウダイ ビオ ナチュール〉

<ショウダイ ビオ ナチュール>
コフレ クール ロゼ 4,900円(日本製/150g)

ここ数年気になるキーワードとしてよく挙げられる「オーガニック」。チョコレートもオーガニックにこだわったものが増え、おいしさもますます進化しています。今回銀座三越に初登場する〈ショウダイ ビオ ナチュール〉もオーガニックチョコレートをラインナップしているブランドのひとつ。真っ白なハートの缶には花びらをモチーフにしたチョコレートがたっぷり。カラフルな彩りにはもちろん、フタを開けた瞬間から甘い香りに包まれ、心がぱっと華やぎます。繊細な口どけとともに、苺やマンゴー、柚子などひとつひとつしっかりとした風味を楽しめるのも魅力。女子会やパーティーなどの手みやげにすれば「かわいいっ」と盛り上がり、おしゃべりに花が咲きそうです。
銀座三越 新館7階 催物会場


日本の素材のおいしさに出会える<ラヴァンス>のチョコレート

〈ラヴァンス〉

<ラヴァンス>
SIRO/5 1,647円(日本製/5個入)

ひとくち食べた瞬間に「おっ!これは!」と、フレーバーの濃厚さに衝撃を受けたのが、<ラヴァンス>のチョコレート。2020年にデビューしたばかりのブランドで、ベルギー出身のショコラティエが日本各地に足を運んで選び抜いたフルーツやナッツを使い、それぞれに相性の良いチョコレートを組み合わせたボンボンショコラを提案しています。おいしい時期を見極めて一粒一粒手摘みされた十勝産のラズベリー、穏やかな気候に恵まれた愛媛県大三島産の爽やかな有機ライム、北海道興部の豊かな地に自生するハマナスの花びらなど、日本中から作り手の見える素材を選りすぐっているとあって、素材のおいしさが際立ち、ひとつひとつ大切に作られていることが伝わってきます。目を閉じて、じっくり味わい余韻に浸ってみてください。サスティナブルな農法に取り組む生産者を応援したいという想いが詰まったひと粒です。
銀座三越 新館7階 催物会場


<フレデリック・カッセル>の愛にあふれたお花のショコラ

〈フレデリック・カッセル〉

<フレデリック・カッセル>
ジャルダン・ボタニク 3,240円(フランス製/6個入)

地下2階の食品フロアではすっかりおなじみの<フレデリック・カッセル>。ショップがあるのは日本で銀座三越だけであり生ケーキも人気ですが、ショコラティエでもあるフレデリック・カッセル氏が手がけるチョコレートもまた本格的な味わいでおすすめです。今年のバレンタインに登場するのは、フォンテーヌブローにある自宅の庭も自身で手入れをするカッセル氏が、花をモチーフに自然へのオマージュも込めた6粒のショコラ。ヒナゲシ、ジャスミン、カシスとスミレ、ローズ香るフランボワーズ&ライチ、エルダーフラワーとチェリー、桃とラベンダーの6粒アソートは、味わいを想像するだけで華やかな気分になれそうです。花とカカオの繊細なマリアージュをお愉しみください。
銀座三越 本館地下2階


羊羹とチョコレートの融合!<とらや>のバレンタイン限定品

〈とらや〉

<とらや>
羊羹auショコラ お一人さま3点限り/各日50点限り 1,944円(9個入)
※2月10日(木)〜14日(月)の期間限定発売
最後はちょっと視点を変えて和菓子から、老舗<とらや>の「羊羹auショコラ」をご紹介します。期間限定発売のため、毎年楽しみにしている方も多くいらっしゃいます。ダークチョコレート風味の羊羹はしっとりとした口あたりで、ラム酒がふわりと香るちょっぴり大人の味わい。個人的にはコーヒーと合わせるのがおすすめですが、お酒にも合いそうなのでウイスキーと一緒に夜に味わうのも良さそうです。
銀座三越 本館地下2階


PROFILE 丸田裕子
2年目から念願の食品フロアを担当し、和洋酒、菓子を経験。好きなチョコレートは正統派ショコラティエのボンボンショコラやタブレット。その傍ら限定品に弱い…という一面も。かき氷にハマり季節問わず食べ歩き中。