世界の名画版画コレクション MASTERPIECE REVIVAL ~by STUDIO ART WALK USA~ ヨハネス・フェルメール特集 (キャンバスエディション)

『LOVE』の彫刻作品で有名な現代アーティストのロバート・インディアナをはじめ、多くのコンテンポラリーアートの作品制作に携わったスティーブ・ミラー氏が「STUDIO ART WALK USA」にて素材・色彩・仕上げ、それぞれにこだわり抜いて制作した複製版画(キャンバスエディション)をご紹介します。
本特集では、17世紀オランダのバロック期の画家として知られる巨匠・ヨハネス・フェルメールの名作の中から『真珠の耳飾りの少女』をはじめ、今なお世界中の美術愛好家に親しまれている作品4点をご紹介します。
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ヨハネス・フェルメール『真珠の耳飾りの少女』
技法:ジクレー版画 (キャンバスエディション)
制作工房:STUDIO ART WALK USA
制作年:2021年 (原画制作年:1665~1666年)
制作数:100部
イメージサイズ:約 45.5×38.0cm
額サイズ:約 60.5×52.8cm
価格:242,000円
本作の原画は、1665年から1666年にかけて制作され、現在はマウリッツハイス美術館(オランダ)に所蔵されています。フェルメールの代表作の一つであり、「青いターバンの少女」とも呼ばれ、口元にかすかな笑みを湛えるかのようにも見えるところから、「北のモナ・リザ」や「オランダのモナ・リザ」とも称されています。フェルメールの絵に使用される鮮やかな青は、鉱物のラピスラズリに含まれるウルトラマリンを由来として「フェルメール・ブルー」と呼ばれています。
版画工房
STUDIO ART WALK USA
1991年にロサンゼルスで設立された「STUDIO ART WALK USA」のスティーブ・ミラー氏は、新宿アイランドのシンボル『LOVE』の彫刻作品を制作したロバート・インディアナなど、アメリカを代表するアーティストのオリジナル版画をはじめ、挿画本・ポスター・復刻版画などの制作活動に携わっています。
この工房で制作された作品は、その優れた品質で人気があり、アメリカのマルコファインアーツやアートドットコム、オールポスターズを通じて、アメリカの数多くの地域で販売されています。
キャンバスエディションとは
キャンバスエディションは、油絵などで用いられるキャンバス地に着色することで、これまで紙では表現しきれなかった独特の光沢や質感を醸し出します。
原作の色調を忠実に表現するために多くの時間をかけて色の調整を行い、それが成し得た証明として作品に摺師のスティーブ・ミラー氏のサインが入れられ、合わせて「STUDIO ART WALK USA」が発行した証明書(シリアルナンバー入り)が添えられます。
キャンバスエディションの画面(イメージ)
摺師 スティーブ・ミラー氏のサイン(イメージ)
シリアルナンバー(右上)が入った「STUDIO ART WALK USA」発行の証明書(イメージ)