ヨーロッパの優しい風景 安野 光雅 版画作品特集

1926年(大正15年)島根県津和野町に生まれた安野 光雅氏は、美術教師を務めながら本の装丁などを手掛けますが、次第に出版社などの仕事が多くなり、1961年(昭和36年)に教師を辞めて画家として独立されました。
1968年に文章がない絵本『ふしぎなえ』でデビュー。その後も『ABCの本』、『天動説の絵本』、『旅の絵本』など数々の話題作を出版。その中で描かれる独創性に富んだ作品や淡い色調の水彩画は、日本国内だけでなく海外でも高く評価されています。
「風景を集中してじっと見つめていると、遠くの木々がざわめいているのがわかる、などということはよくあります。全神経を集中すると見えてくる、聞こえてくるものがあるということなんでしょう。」安野 光雅
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オーストリアの村
イメージサイズ:約 30.0×30.0cm
額サイズ:約 55.5×54.0cm
価格:88,000円
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プラットホーム/イギリス
イメージサイズ:約 25.0×25.0cm
額サイズ:約 50.5×49.0cm
価格:77,000円
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ローマ/イタリア
イメージサイズ:約 30.0×30.0cm
額サイズ:約 55.5×54.0cm
価格:88,000円
安野 光雅 Mitsumasa Anno (1926~2020年)
1926年 3月20日島根県津和野町に生まれる。
1968年 絵本『ふしぎなえ』を手はじめに、『絵のある人生』岩波書店など、独創的な数多くの絵本や画集、著作物などを出版。
1975年 第25回芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。その後ケイト・グリーナウェイ特別賞(イギリス)、最も美しい50冊の本賞(アメリカ)、IBゴールデンアップル賞(チェコスロバキア)、国際アンデルセン賞(国際児童図書評議会)など受賞。
1988年 紫綬褒章。
2008年 菊池寛賞受賞。
2012年 文化功労者顕彰。
2001年 75歳の誕生日に故郷津和野の駅前に「安野光雅美術館」が開館。
2020年 12月24日ご逝去。享年94。