
足もとであっても冬のコーディネートの主役的存在であるブーツ。そんなブーツもケア方法がわからないからと汚れたままでは台無し。シーズンが終了したら、また来年、気持ちよく履けるようにお手入れをしましょう。今回は女性にとってはマストのムートンブーツとレザーブーツが生まれ変わったようにきれいになるテクニックを解説。実践を交えて教えてくれたのは、<COLOMBUS/コロンブス>シューケアリストの塚田英美子さんです。
ムートンブーツ編

STEP1_コシのあるブラシで毛足を立たせてホコリをかき出す

履き続けることで寝てしまったムートンの毛をブラシで立たせて、毛と毛の間にまで入り込んでいるホコリをかき出す。フチも念入りに。
STEP2_雨や油分による染みは革用消しゴムで落とす

最初はやわらかな白い部分の消しゴムで落としつつ、落ちにくいシミのキワは硬めのグレー部分の消しゴムできれいにする。
STEP3_スエード用クリーナーを吹きかけ毛をフワフワにする

スエード表面が湿っているうちにパフでクリーナーを全体になじませ、汚れを浮かせて落としつつ毛足を起こしてやわらかくしていく。
STEP4_縫い合わせ部分などをあらためてブラッシングをする

ムートンブーツの縫い合わせ部分は特にホコリが入り込みやすいので、全体の汚れ落としをした後にあらためて念入りにブラシをかける
STEP5_仕上げに保湿と補色のためのスプレーをふきかける

油分がスエードにとっての栄養になり、色が鮮やかになり、さらには保湿成分も浸透する。乾いたらブラッシングで仕上げをする
こんなにきれいになりました!


ムートンブーツに使用したケアグッズはこちら

<コロンブス>
左から
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スエード起毛パフ 770円 商品を見る
ルミエールスエードクリーナー 1,650円 商品を見る
ツーウェイガム 495円 商品を見る
JIUスプレーカラーレス 1,430円 商品を見る
□伊勢丹新宿店 本館2階 婦人靴

お手入れをおすすめするのはブーツの寿命が延びることもそうですが、それよりもいちばんの理由は「ずっと履き続けたい」という想いが生まれることです。愛着のあるブーツを、いつまでもきれいなままで大切にしてください。
レザーブーツ編

STEP1_ブラシでブーツ全体のホコリを落とす

馬毛などの柔らかなブラシを使用してブーツ表面のホコリを落とす。ホコリが入り込んでいるシワ部分などは念入りに。
STEP2_汚れ落とし用クリームで全体を磨いていく

ブラシでは落としきれない汚れはクリームで落としながら、硬くなったレザーをほぐしていく。
STEP3_汚れを落としたら保湿クリームを全体に塗る

ブーツの足首部分は特に動きが多く乾燥しやすいので、シワの溝を伸ばしながらしっかりと。ひっかきキズが付きやすい、履き口にも塗っていく。
STEP4_補色や栄養のためのクリームを塗り込んでいく

補色のクリームは履いた時に服につかないよう、基本は足首から下に塗っていく。はき口に塗るときは無色のものを選ぶ。
STEP5_仕上げにブラッシングでクリームを定着させ艶を出す

クリームを塗った部分を豚毛のブラシでまんべんなく磨き、艶を出しながら細かいキズも目立たなくしていく。最後に防水スプレーをかける。
こんなにきれいになりました!


レザーブーツに使用したケアグッズはこちら

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アロマレザークリーナー 1,100円 商品を見る
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ルミエールシュークリーム(ブラック) 1,320円 商品を見る
ジャーマンブラシ 880円 商品を見る
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□伊勢丹新宿店 本館2階 婦人靴

湿気がこもりやすいブーツは、湿気が蒸発するときに必要な水分まで失われてしまいます。その状態では革やソールの破損にもつながるので、はく前には汚れを落として保湿をしてあげましょう。

今回アドバイスをしてくれた<コロンブス>の塚田さんは伊勢丹新宿店本館2階の婦人靴シューシャインコーナーに常駐しています。もっと詳しくケア方法を知りたい、おすすめのケアグッズを教えてほしい、そんな方はお気軽にご来店ください。
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