2025.3.26 UP
フルーツの新しい楽しみ方を提案すること、それが<POMOLOGY>のテーマ。季節感溢れる生菓子はもちろん、一般的にフルーツを取り入れるのが難しいとされている焼き菓子においても、その持ち味を存分に引き出しています。なかでも人気は、看板アイテムの「クッキーボックス レモン」。ふたを開けると、缶の中に3種類のレモンクッキー「プレーン」「塩レモン」「アイシングレモン」が並んでいて、思わずときめいてしまいます。
クッキーボックス レモン(3種計/39枚入)1,944円
3種類のレモンクッキーを食べ比べるのが楽しい。パッケージデザインも評判で、温もりのあるタッチで描かれたレモンとクッキーが印象的。
世界にはさまざまなフルーツが存在しますが、その中で焼き菓子に適しているものは、実は意外と種類が限られているそう。そのため、<POMOLOGY>では1つの商品を作り出すために、かなりの試行錯誤を重ね、完成まで1年近くかかることもあるとか。季節ごとにテーマを決め、企画担当が「こんなスイーツを食べてみたい」と消費者目線でイメージを固めると、仕入れ担当がそれに合った品種を見極め、産地をリサーチ。開発担当がドライフルーツや、ジャムにしたり、お酒を使ってみたりと徹底的に試作をくり返し、最良のレシピを考案するのです。
厚さ約5mmに伸ばした生地をレモン型で型抜き。生地には北海道産の小麦粉とバターを使用。
驚くのはそれだけではありません。なんと、型抜きをするのも、アイシングをするのも1枚ずつ手作業で行います。これは非常に手間がかかりますが、大量生産できないことを逆手に取り、複数のフレーバーを小ロットで作れるという点でメリットととらえているのだといいます。さらに、機械だとできることが決まってしまいますが、人の手で行うからこそ素材に合わせて臨機応変に動き方を変えられます。そうすることで、どんな状況でも素材の魅力を最大限に生かす工夫ができるのだそうです。
焼き上がった後に、1つずつアイシングをするのも手作業。
こうして完成したレモンクッキー。アーモンドパウダーをたっぷり使って作る「プレーン」は、サクサクした歯触りが心地よい一品です。「アイシングレモン」にはレモンの皮が練り込まれていて、食べ進めるごとに爽やかな香りがふわり。「塩レモン」はゲランドの塩がアクセントになっており、甘じょっぱさがくせになります。
なお、「クッキーボックス」には「フィグ」「ベリーズ」もあります。
クッキーボックス ベリーズ(3種計/43枚入)2,052円
※こちらのデザインの缶は4月下旬ごろ発売予定です。
ドライクランベリーが入ったクッキーなど、フルーツの甘酸っぱさや甘み、さまざまな食感が楽しめる3種類のクッキーが詰め合わせに。
これまで、着実にファンを増やしてきた同ブランド。このたび5周年を記念して、伊勢丹新宿店の店頭に限定商品を用意します。3月31日から始まる第1弾は、パッケージを一新した特別デザインの「クッキーボックス」。いつもとは違う装いで、<POMOLOGY>らしさを追求しています。
5周年限定クッキーボックス 2,700円
イラストを手掛けたのは通常バージョンと同じ、イラストレーターの三宅瑠人さん。
この「クッキーボックス」は、フルーツバスケットをイメージした持ち手付きの缶に、「レモン」「フィグ」「ベリーズ」の3種類のクッキーが入っています。食べ終わった後も、大事に缶を取っておきたくなるようなかわいさ。ふたには、フルーツとクッキーを盛り付けたお皿が描かれています。
5周年限定マスキングテープ
マスキングテープには、「クッキーボックス」の側面にあしらわれているイラストを使用。
※期間中、税込2,700円以上お買い上げの方にプレゼント。先着順のためなくなり次第終了。
「マスキングテープ」にも<POMOLOGY>ならではのモチーフが。使い道を考えるだけで楽しくなってしまう、愛らしいデザインがたまりません。第2弾、第3弾も予定されていて、「クッキーボックス」シリーズのミニ缶の販売や、お買い上げいただいた方を対象にしたオリジナルハンカチのプレゼントも予定。ぜひ楽しみにしていてください。
ショーケースには、季節のフルーツを主役にした生菓子もずらり。こちらは入荷状況によってラインナップが変わるので、足を運ぶたび「今日は何があるだろう?」と楽しみになります。また、主役に据えるフルーツによって、スポンジの味を細かく調整。例えば、イチゴならスポンジは極力シンプルにし、マンゴーなどのトロピカルフルーツなら、ほんの少しココナッツミルクを加えるなどして、フルーツの特長がより際立つように仕上げています。
スイーツアソート 3,888円
「フルーツバー」の全4種類「マスカットレーズン」「晩柑ショコラ」「リンゴメープル」「ホワイトフィグ」 と、「国産りんごのプチパイ」を詰め合わせたアソートボックス。
フルーツがごろごろ入ったベイクドケーキ「フルーツバー」や、蜜漬けにした国産の「ふじりんご」をパイ生地で包んだ「国産りんごのプチパイ」も見逃せない。アソートボックスは、手土産にもおすすめです。どれもサイズが小ぶりなので手軽に食べられ、気のおけない友人など、みんなと過ごすひとときをより素敵に彩ってくれるはず。「国産りんごのプチパイ」は、フルーツ由来の甘さと酸味が紅茶やコーヒーとも相性がよく、喜ばれること間違いなしです。
お皿に盛り付けたフルーツとクッキーのイラスト。同ブランドのアイコンともいえるデザイン。
5月のゴールデンウイーク明けには、夏限定「クッキーボックス バナナパイン」が発売予定。バナナやパイナップルはクッキーの素材としてはとても難しく、何度も試作をくり返し、ようやく完成したそうです。今回、満を持しての初登場。フルーツと真摯に向き合い、節目を迎えてさらにチャレンジを続ける<POMOLOGY>から、今後も目を離せません。
Text : Maiko Shindo