今年創業250周年を迎える＜ブレゲ＞は、＜ブレゲ＞初期の革新的な懐中時計「スースクリプション」を、最新の技術を搭載した腕時計としてあらたに発表します。シンプルな構造と、ホワイトエナメル文字盤のピュアな魅力に象徴されるデザインは、1本針で時刻を表しながらも優れた精度と視認性を誇ります。

2世紀以上も前、その懐中時計はそのデザインと機構だけでなく、マーケティング手法においても革新的な方法で販売されました。当時としては画期的な広告パンフレットを使い、購入の際には価格の4分の1の金額を支払うことで注文が確定され、それにより安定した生産が可能になりました。こうして特権階級だけでなく、多くの人々へブレゲの時計が販売されました。

炉焼きのホワイトエナメルで彩られた文字盤には、すべて手作業で青焼きされたブレゲ針が配され、気品溢れる美しさを象徴しています。また今回ブレゲ独自に開発された”ブレゲゴールド”は、その輝きだけでなく、変色しにくく、時間が経っても安定していることが特徴です。その温かみのある色調は、初代・ブレゲに倣い、18世紀の時計職人が使用していたゴールドからインスピレーションを得ています。