<ハニーガーデン>と<ノルディカニッセ>が待望のコラボレーション!三越伊勢丹限定リース

伊勢丹新宿店のホリデーシーズンを象徴するブランドとして長年親しまれているフラワーリースの<Honey Garden/ハニーガーデン>と木製人形の<Nordika nisse/ノルディカニッセ>。毎年のように買い足すという熱心なファンも多いこの2ブランドで、このたび待望のコラボレーション作品が三越伊勢丹限定で登場します。
作品を手掛けたのは、もともと<ノルディカニッセ>が好きだという<ハニーガーデン>の滝沢 可奈子さん。それぞれの愛らしさがアップした作品について、滝沢さんにお話を伺いました。

ゲストを迎える玄関にも一緒にくつろぐリビングにも
―今回は2種類のコラボレーション作品を手がけていただきましたが、それぞれにテーマがあれば教えてください。
滝沢先生(以下敬称略):お座りねんねサンタのニッセは月を抱えて静かに寝ているので、その雰囲気に寄り添うようにリースも気持ちが落ち着く穏やかな色味にしました。もう一つの白羊を抱えるサンタのニッセは赤がはっきりしているので、全体的に鮮やかさを意識しました。イメージはお花畑です。お客さまよりもひと足早く目にしたスタッフからもリースとニッセの調和が可愛いと言ってもらえました。
―それぞれのリースをお部屋に飾るとしたら滝沢先生のおすすめの場所は?
滝沢:飾る場所は自由に楽しんでくださればと思いますが、白羊を抱えるサンタのニッセのリースは華やかな印象なのでお客さまをお迎えする玄関などで映えると思います。お座りねんねサンタのニッセのリースはみんなでゆっくりくつろぐリビングとか。ニッセが眠っているのでベッドルームなどもいいかもしれません。お部屋の壁の色に合わせて飾る場所を選ぶのもおすすめです。
―滝沢先生が日頃からリースを製作するうえでこだわっているポイントなどはありますか?
滝沢:カラーにしてもパーツにしても派手すぎるものはあまり選ばないですね。個人的にはナチュラルな雰囲気が好きです。私の作品は多くがアーティフィシャルフラワーなのですが、素材の質感やカラーの濃淡なども種類が豊富ですし、アーティフィシャルならではの素材感のおもしろさがあります。今回はコラボレーションということだったのでリース単体だけでなくニッセとの一体感も考える必要があって、そこはいつもの製作での素材選びとは少し異なったところかもしれません。
すぐに頭に浮かんだコラボレーション作品のイメージ
―今回のコラボレーションは伊勢丹新宿店からの提案でしたが、依頼があった時にどう思われましたか?
滝沢:私自身がもともと<ノルディカニッセ>が好きだったので素直にうれしかったです。「こういうのを作ろう」と作品イメージがすぐに浮かんできました。アイデアがまったく出てこないこともありますが、今回はそこの苦労はなかったです(笑)。以前リースにニッセを乗せたら絶対に可愛いと思って個人的に作ったものをSNSにアップしたことがあるのですが、その時も「同じものがほしい」と反響がすごく大きかったです。
―「こういうリースを作ってほしい。」などの個人からのオーダーも多いのでしょうか?
滝沢:ありますね。陶器のクリスマスオーナメントと私のリースを組み合わせた作品がほしいと依頼されたことがあって、陶器の重さにリースが耐えられないとお断りしたかったのですがお客さまの強い希望もあって受けました。大変でしたが良い思い出です。オーダーメイドはデザインの幅が広がり、新しい作品に出会えます。お客さまから制作の機会をいただき、ありがたいなと思っています。
―<ハニーガーデン>のファンはホリデーシーズンに限らず、日常でリースのある暮らしを楽しんでいる方は多そうですね。
滝沢:季節に合わせてお部屋のリースを掛け替えるためにたくさんの種類を買い揃えてくださっているお客さまもいらっしゃいます。伊勢丹新宿店でのイベントでもクリスマスシーズンよりも母の日の方がお客さまの数は多いような気がします。クリスマスはどうしても赤と緑が中心になるのですが、母の日はカラーも比較的自由なのでリースのバリエーションも豊富になります。お客さまにとっては選ぶ楽しみがあるのかもしれません。
―伊勢丹新宿店でのイベントは2012年からですが、お客さまの印象などはどうですか?
滝沢:同じようなリースでもパーツの色や大きさは微妙に異なるので全種類を見比べて選びたいというお客さまは多いですね。イベント期間中に展示販売しているリースはなるべく多くの種類を飾るようにはしているのですが、それでも箱にしまっているのも出してほしいとか(笑)。毎年のように足を運んでくださるお客さまもいらして、ありがたいことに「壁一面に飾っています。」と言われたりもします。普段は三越伊勢丹ではオンラインストアだけのお取扱いですが、イベントでは店頭で実物を見ることができるのでファンの方には喜ばれます。リース作りのワークショップもアトリエで年に数回開催しているのですが、そこにも伊勢丹新宿店のお客さまは多いですよ。
日常だけでなく心までも豊かにするリースを届けたい
―そもそも滝沢先生が<ハニーガーデン>を立ち上げたきっかけは何だったのでしょうか?
滝沢:お花の仕事に憧れはありましたが、最初に就職したのはお花とはまったく関係のない会社でした。それがオフィスが移転したことで、アーティフィシャルフラワーの専門店の目の前になったのです。そのお店を覗いているうちにアーティフィシャルフラワーに興味を持つようになり、お花とは関係のない仕事をしていましたが実はフラワーアレンジメントの資格も持っていたので、その資格を活かしてみようとトピアリー(アレンジメント)を作ったのが始まりです。それが2002年で、すぐにオンラインショップを立ち上げました。
―「もう一つ暮らしを豊かにしてくれるもの」をコンセプトとして掲げていますが、そこに込めた想いは?
滝沢:コンセプトに込めているのは、リースを通じてお客さまの生活だけでなく心までも豊かにしたいという想いです。伊勢丹新宿店でもイベントを10年以上も開催させてもらえたことで、その想いは少しずつお客さまに伝わってきているような気がしています。ギフトというよりも自分のために選びたいという方がすごく多くて、それだけリースというものが暮らしに身近になっているのかもと。これからも飾ることで日常がワンランクアップするようなリースをお届けしたいです。
<ハニーガーデン>イベント情報
カタル×てしごと Decoration for Christmas
キャンドル・スノードーム
□2023年11月22日(水)~11月28日(火)
□伊勢丹新宿店 本館5階 センターパーク/ザ・ステージ#5
※詳しいイベント情報はこちら
クリスマスに向け、キャンドル・スノードームのイベントを開催します。世界各国のスノードームや作家によるキャンドルが集まり、思わず収集したくなるとっておきのクリスマスアイテムを見つけてください。
※<ハニーガーデン>×<ノルディカニッセ>の商品は、お取扱いを予定しておりません。
※諸般の事情により、営業日・営業時間、予定しておりましたイベントなどが変更・中止になる場合がございます。必ず事前にホームページを確認してからご来店ください。
ブランドのご紹介
<ハニーガーデン>
滝沢 可奈子さんがデザインしているオリジナルブランド。上品でナチュラル、生活にとけ込む自然な色使い。「もうひとつ暮らしを豊かにしてくれるもの」をコンセプトに、母の日・クリスマスリース・お正月飾りなど、季節に合わせた作品を提案しています。
アーティフィシャルフラワー(造花)を独自のセンスで組み合わせて、ナチュラルに表現しています。
<ノルディカニッセ>
幸せを運ぶ妖精ニッセ
Nordika nisse®(ノルディカニッセ)は、Nordika Design(ノルディカデザイン社)が手掛けるハンドメイドの木製人形ブランドです。幸福をもたらすといわれるデンマークの妖精"ニッセ"をモチーフにした人形をつくり、世界に幸福を届けています。