アルコ&ピース・平子祐希さんが伊勢丹バイヤーに!?平子流、愛のセレクション~男の色気をまとうアイテム篇~【vol.1】

アルコ&ピース 平子祐希のポップアップショップ

ここは、ステキなあの人の好きなものだけを詰め込んだ、三越伊勢丹オンラインストア限定のポップアップショップ。

第4回目のゲストは頭のてっぺんから足のつま先まで、身につけているモノをすべてメンズ館で揃えているというアルコ&ピースの平子祐希さん。
「メンズ館は僕自身」と語り、フロアやショップの隅々まで知りつくした平子さんに「男の色気をまとうアイテム」をセレクトしてもらいました。
実際の愛用品からこれから手に入れたい憧れの品まで、男のアイテムを愛する平子さんらしい深いこだわりを感じます。

 

アルコ&ピース 平子祐希 プロフィール

 

平子 祐希(ひらこ ゆうき)

1978年12月4日、福島県生まれ。2006年、酒井健太とお笑いコンビ「アルコ&ピース」を結成。難解な言い回しでくどく諭しボケるそのさまを、ファンは愛をもって「平子る」と呼ぶ。コンビでパーソナリティを務めるTBSラジオ『D.C.GARAGE』の人気は圧倒的。愛妻家芸人としても知られ、2020年には夫婦愛をテーマにした初エッセイ『今日も嫁を口説こうか』を綴るなど多方面で活躍している。

平子さんには伊勢丹新宿店の”平子バイヤー”になっていただき、〈平子流、愛のセレクション〉と題して、vol.1では「男の色気をまとうアイテム」を、vol.2では「女性がときめく粋なギフト」をテーマに、さまざまなアイテムをセレクトしていただきました。自身のエピソードとともに、館内をご案内していきます。

■まずは、メンズ館1階「コスメティクス/フレグランス」からスタート!

幸せな家族形成はボディクリームを塗り合うところから

アルコ&ピース 平子祐希<カマルドリ>ボディクリーム

男は肌ケアに無精になりがちなので、それを習慣にするためにもリビングなんかに置いても違和感がなくて、パッと手に取れるようなパッケージデザインがいいですね。
最終目標はパーツごとのスキンケアかもしれませんが、まずは気軽に使えるボディクリームはスキンケアの基本としていいと思います。
大容量だと家族ともシェアできますし、ボディクリームを塗り合う家族におかしなことは起きないはずです。

<カマルドリ>ボディクリーム

<カマルドリ>ボディクリーム 7,700円 (250mL) 商品を見る

フレグランス選びはウソをつかない子どもの鼻に任せる

アルコ&ピース 平子祐希<アクア ディ パルマ>

アルコ&ピース 平子祐希<アクア ディ パルマ>

我が家にはメンズ館のフレグランスコーナーを家族みんなで訪れて、嫁と子どもが「来年のパパの香りを選ぶ」という恒例の年末行事があるんです。
大人目線で選ぶと、ちょっととんがった香りにもいきたくなるんですけど、小さな子どもたちのウソをつかない鼻が選ぶのは子どもにとっても心地いい香りってことなんで、それはフレグランスのいちばん正しい選び方なんじゃないかなって思っています。

アルコ&ピース 平子祐希<アクア ディ パルマ>

<アクア ディ パルマ>コロニア フトゥーラ オーデコロン(50mL/100mL)15,950/21,450円 商品を見る

■メンズ館1階「セーター・カジュアルシャツ」フロアでセレクトしたのは?

そして男たちは「海の男のセーター」に憧れを抱き続ける

アルコ&ピース 平子祐希 伊勢丹 メンズ館

<ナイジェル・ケーボン>のセーターってデザインそのものは頑健で男くさいのに、着心地はシームレスでとてもやさしい。
そんなギャップは男だってコロッと転がされちゃいますよね。
これは潜水艦の乗組員のサブマリンセーターがモチーフになっているのでオリジナリティも圧倒的ですし、男は「海の男のニット」に憧れがありますから自然と心をくすぐられます。

ロマンスグレーが似合う年齢になってから本当の相棒になる

30代、40代から着続けて、さらに年齢を重ねて自分がロマンスグレーになったときに、このタートルネックの美しい濃紺もいい感じに色落ちしているはずですよね。
お互いが落ち着いた雰囲気となって、そこから本気の付き合いがスタートするセーターのような気がします。
長年着続けてもへこたれない頑強な作りがそれを叶えてくれるはずで、ロマンにあふれるセーターなので個人的にも憧れの一着です。

アルコ&ピース 平子祐希<ナイジェル・ケーボン>シームレスロールネック

・右<ナイジェル・ケーボン>シームレスロールネックセーター 42,900円 商品を見る
・左<ナイジェル・ケーボン>タートルネック 17,600円 商品を見る

上質なものをシンプルに着こなせる男には誰も敵わない

「ニットで冒険したい」って思うこともあって、ときには攻めたデザインを選ぶこともあるんですけど、結局はタンスのなかで毛玉と一緒に眠ることになるんですよね。
結論として一着持つならデザインもベーシックで、縫製も丁寧な日本製のセーターが間違いないです。シンプルなデザインって素材の質感が如実に表れますけど、<リヴォラ>のようなカシミヤ混ならそこも安心です。
自分がそんな一着が似合う男であるかどうか、がっぷり四つでやり合いたいです。

アルコ&ピース 平子祐希<ナイジェル・ケーボン>

<リヴォラ>クルーネックニット 31,900円 商品を見る

■メンズ館地下1階「紳士靴」フロアで究極の一足に出会う

男の生き様や歩き方までを鏡のように映し出す寡黙なブーツ

アルコ&ピース 平子祐希i 伊勢丹メンズ館 紳士靴

40歳を手前に、嫁から「そろそろいい靴を選んだら」って言われて誕生日にプレゼントをしてもらったのが<オールデン>のコードバンブーツでした。

アルコ&ピース 平子祐希 オールデン

上質なコードバン素材って、自分とブーツの付き合い方を映し出すように履き方や歩き方ひとつで艶っぽさが変わる気がするんです。
年数とともに味わい深くなっていくので、自分の成長と靴の成長のどちらが進化しているか競争している気分になります。

アルコ&ピース 平子祐希 オールデン

<オールデン>タンカーブーツ 148,500円 商品を見る

もしも究極の靴を問われたら「シャンボード」をあげたい

<パラブーツ>の「シャンボード」はスーツ、デニムスタイル、ショートパンツまで、どんなスタイルにも合わせやすいので「シューズ界No.1の懐の深さ」の称号を与えたいですね。
しかも第2位との差も圧倒的です。シャンボードを履いているビジネスマンで、仕事ができない人に会ったことはない気がしています。
仕事に関しても、趣味に対しても、一家言を持っている男にふさわしい靴ですね。

アルコ&ピース 平子祐希 靴 パラブーツ

<パラブーツ>Uチップ シャンボード 71,500円 商品を見る

実は白ローファーこそ男が一足目に選ぶ靴なのかもしれない

アルコ&ピース 平子祐希 靴 パラブーツ

白は大人の男の遊びや色気を表現してくれる色だと思うんです。
その一点の抜きどころを足元に持ってこられるのは、間違いなく余裕のある大人の男です。
白ローファーって靴にハマった人でも5周目ぐらいでようやく選択肢にくるような感じですけど、最近は意外とアリなのに見逃していたかもって気になっている一足です。

パラブーツ

<パラブーツ>スリッポン コロー 35,200円 商品を見る

■〈インタビュー〉〜伊勢丹新宿店にまつわるショップエピソード

アルコ&ピース 平子祐希 インタビュー

満たされるために自然と足が向かう場所、それが伊勢丹新宿店

嫁は東京生まれなので伊勢丹新宿店にもなじみがあって、僕が始めて訪れたのは嫁のお母さんの買物に付き合ったときです。それまではデパートって年齢を重ねた大人が買物をする場所って思っていたんですけど、伊勢丹新宿店はそのイメージとはまったく違ってましたね。いまでは「伊勢丹新宿店でのお買物」に満たされる自分がいて、自然と足が向かうデパートになっています。家族ともよく訪れるので、嫁のメイクお試し待ちのときは1階のザ・ステージを見てまわったり、子どもが一緒のときはおもちゃ売場のドリンクコーナーで時間を潰すのがお決まりです。夫婦だけでいろいろフロアをまわりたいときはキッズルームに預けることもありますけど、子どもたちは楽しすぎて「帰りたくない!」ってよく言ってます。

メンズ館とは僕自身。訪れたときは必ず全フロアを見てまわる

メンズ館とは僕自身。訪れたときは必ず全フロアを見てまわるメンズ館ってブランドも多いですけど置いてあるアイテムに一貫性があるのでどのフロア、どのショップで服を買ってもコーディネートが大きくブレることがないんですよね。それこそ頭のてっぺんから足元まで、ついでにメガネまですべてをメンズ館で買い揃えているので、僕にとってメンズ館は「まさに僕自身」と言っていいと思います。新しくオープンした ISETAN Seed にも行きましたけど各フロアからアイテムがセレクトされているので、若い人たちでも伊勢丹新宿店そのものに触れやすいと思います。とてもいいショップなので「なぜこれまで作らなかったの?」って感じました。

【vol.2】平子さんの恋愛マスターテクニック!?女性がときめく粋なギフト篇 を見る

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