伊勢丹 お酒バイヤーが語る<サントリー>の特別なビール「マスターズドリーム」とは?

お歳暮・冬のギフトの定番となっているプレミアムビールですが、<サントリー>「ザ・プレミアム・モルツ」には、醸造家がこだわり抜いてつくりあげた「マスターズドリーム」という、さらに特別なビールがあります。ギフト限定でこの「マスターズドリーム」3種類がセットとなった「マスターズドリームトリプルセット」が登場。「マスターズドリーム」の3種類、それぞれの味わいや合わせたい食事について、<サントリー>のビールを愛する伊勢丹のお酒ギフト担当の谷口バイヤーに聞きました。
<サントリー>の醸造家たちのこだわりをギフトに

「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」は、ビールの究極の形を求めて、<サントリー>の醸造家たちがこだわり抜いてつくられた製品です。「ザ・プレミアム・モルツ」のブランドならではの華やかな香り、深いコクに加えて、「マスターズドリーム」は、多重奏で濃密と表現されていますが、ほのかな甘味・やわらかな苦味・コク・香り、こういったものが折り重なった深い味わいが楽しめます。
“醸造家の夢”というネーミングの通り、プレミアムモルツの製法に加えて、トリプルデコクション(3回煮出し)というこだわりの製法や、銅炊き仕込みという手間をかけたつくりかたによってより深い味わいを実現しています。
この「マスターズドリーム」は、お中元でも大変ご好評をいただきました。百貨店は、普段自分で買わないものや、ちょっといいものをお求めいただく場ですので、すべてのメーカーさんのビールもプレミアムビールが人気のギフトとなっています。そのなかでプレミアムモルツの「マスターズドリーム」は、プレミアムのひとつの上の存在、しかも期間限定品ということで特別なギフトとしてお選びいただいているのではないかと思います。
「マスターズドリーム」のおいしさの秘密

まずひとつ言えることは、ビールというのは基本的には冷やして飲むものです。ワインや日本酒の世界では常識ですが、冷やせば冷やすほどお酒というのは香りが沈むんですね。そういう意味では香りを楽しむよりも、やっぱりゴクッと最初に口に含んだときの味わい、つまり喉越しと、飲み終わったあとの余韻。これがビールに求められるものだと思います。「マスターズドリーム」はこの、喉越しにしっかりとコクがあり、余韻が長い。これがまずおいしいと感じられるところです。
もうひとつ、発泡酒とかリキュール系のいわゆる第三のビール、普通のビールとプレミアムビール、1番の違いは何かというと「泡」なんです。この泡が圧倒的に違う。おいしいビールであればあるほど、泡がおいしい。

「マスターズドリーム」の泡はもう本当に芸術品。“泡だけ飲みたい”ぐらいのおいしい泡です。僕は<サントリー>が「神泡」というキャンペーンをやる10年前くらいからプレミアムモルツの泡が一番うまいと思っていましたが、「マスターズドリーム」の泡のきめ細かさがほかのビールとは違うということを僕は声を大にして伝えたいですね。
また、「マスターズドリーム」は、ぬるくなってもおいしいんです。いいビールであればあるほど、ちょっとぬるくなってもおいしく飲めるっていうのは、ポイントですね。ビールって最初の1杯だけじゃない、ぬるくなってもおいしいので食事に合わせて楽しんでいただきたいと思います。


今回のギフトには、「マスターズドリーム」、そしてギフトでしか手に入らない「マスターズドリーム“無濾過”」「マスターズドリーム“ダイヤモンド麦芽の恵み”」の3種の飲み比べセットとなっています。それぞれ個性的な味わいが楽しめます。
飽きのこないマイルドな「マスターズドリーム」

まず、「マスターズドリーム」ですが、多重奏で濃密ということばそのままの豊かな味わいが楽しめます。「次にまた飲みたくなるビール」を目指していると聞いていますが、まさにその通りだと思います。尖った味ではなく次も飲みたくなるマイルドな味わい、そして複雑さを持っているということ。これはボルドー地方のワインに例えられると思います。ボルドーのほとんどのワインはブドウがブレンドになっています。それはなぜかというと、複雑味を持たせることで、味に余韻を長く持たせて飽きがこないようにするための長年の工夫なんです。それがこれ同じことをされているんですね。
余韻が長く、飲み飽きない「マスターズドリーム」に合わせる食事というと、僕はやっぱり、寿司や刺身ですね。職業柄、よくこのお酒は何の料理に合いますか?と聞かれますが、ひとつの料理に合ったとしてもそれをずっと食べつづける人はいないと思います。そうするとオールマイティに複数のものに合うというのは、すごく大事なことなんですよね。
実は、刺身ほどバリエーションに富んだ味わいのある料理はなかなかありません。イカや白身があったりマグロのような赤身があったり、大トロにはコクがあったり。寿司にするとそれに酢と米のシャリの味も加わる。この多様な味わいには、いい意味でオールラウンダーの「マスターズドリーム」が合うと僕は思います。
ふくよかな香りの「マスターズドリーム“無濾過”」

「マスターズドリーム“無濾過”」は、濾過前の素材のそのままのおいしさと、ふくよかさがあります。通常、ビールは濾過してしまうので、醸造家だけが知る味わいということになりますね。無濾過ならではの一つの特徴は、香りがとてもいいということ。その香りも楽しめて、マイルドな味わいというのを感じます。
ちなみにこういった無濾過のビールがほかにあまりないのは、大なり小なり品質が安定しない可能性があるからだと思います。<サントリー>がしっかり技術を持ってやるからこそできる、それでも手間や技術は通常のビール以上にかかっている商品だと思います。
どんな食事に合うかを考えると、僕は塩でいただく天ぷらかなと思いました。天ぷら屋さんに行くと、皆さんもご経験のように前半戦は塩でどうぞ、と職人さんにいわれます。繊細な素材の味を楽しむためなんですね。こうした繊細な和食と、とても親和性が高いという味だと思います。ほかには京料理全般にも合うかなと思います。
余韻が強く残る「マスターズドリーム“ダイヤモンド麦芽の恵み”」

「マスターズドリーム“ダイヤモンド麦芽の恵み”」は、マスターズドリーム独自の製法である「3回煮出し」の特徴が一番出ていて、コクがしっかりある。ビールは、喉越しと余韻が大切と申しましたが、余韻を1番楽しめるのはこの「マスターズドリーム“ダイヤモンド麦芽の恵み”」です。圧倒的に違います。余韻が長いだけじゃなくて、強いんですよね。余韻っていうのはどこからくるかっていうと、やはり麦芽です。
<サントリー>のモルツは、昔から副原料を使わずに麦芽100%にこだわっていますが、そんな<サントリー>の麦芽へのこだわりが詰まっているビールだと思います。とても希少なダイヤモンド麦芽の味わいを引き出すために、通常2回の煮出しを3回行い、深いコクを引き出しています。
この強い余韻に対して何の料理が合うのかといったら、もう圧倒的に焼肉ですね。しっかりタレにつけたカルビ、そのあとゴクッといくと、もう最高ですよね。永遠に飲めます(笑)。

「マスターズドリーム」の3種セットは、これだけでいろいろな料理に合わせたり、ホームパーティーのような場面であったり、もちろんシンプルに飲み比べてもらったり、さまざまな楽しみ方をしていただけるギフトとなっています。3種の詰め合わせということで華やかさがありますし、3種それぞれのビールの特徴が書いてあったりするのも、ギフトならでは。
普段、飲んでいるものよりも、1ランク上のビールというのがプレミアムビールなら、この「マスターズドリーム」は2ランク上のビールですからね。ほかのメーカーにないギフトセットですので、よろこんでいただけると思います。

-
【B001353】
<サントリー>ザ・プレミアム・モルツ「夢」マスターズドリームトリプルセット3,300円
ザ プレミアム モルツ マスターズドリーム×4、無濾過・ダイヤモンド麦芽の恵み×各3 各350ml
-
【B001363】
<サントリー>ザ・プレミアム・モルツ「夢」マスターズドリームトリプルセット4,400円
ザ プレミアム モルツ マスターズドリーム×5、無濾過・ダイヤモンド麦芽の恵み×各4 各350ml
-
【B001373】
<サントリー>ザ・プレミアム・モルツ「夢」マスターズドリームトリプルセット5,500円
ザ プレミアム モルツ マスターズドリーム×8、無濾過・ダイヤモンド麦芽の恵み×各4 各350ml
こちらもおすすめ!
ギフト期間だけの“東京国立近代美術館限定パッケージ”。今回は、小原祥邨作の木版画「孔雀」。天然水醸造のコクと香りを、古邨が描いた優美な世界とともに。