<マディソンブルー>のシャツ「自分のスタイルを作るためのゆるぎない定番」

マディソンブルーのシャツ「定番人気のアイテムこそ、自分らしさをアピールできる存在に」 | HELLO, My Dear 02のメインビジュアル

生活をともにする愛すべき名品(=“My Dear”)と、そこへ辿り着いたストーリーを聞く、プライムガーデンがおくる連載「HELLO, My Dear」。

第二回目は、<MADISONBLUE/マディソンブルー>のシャツとその愛用者である伊勢丹新宿店 プライムガーデンの副店長・富沢さんのストーリーをお送りします。

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私の“My Dear”との出合い

自分のスタイルを作るため必要不可欠な定番
<マディソンブルー>のHAMPTON SHIRT

マディソンブルーのハンプトンシャツの画像

セレクター:富沢 舞美/伊勢丹新宿店 本館4階 プライムガーデン ショップスタッフ
愛用歴:いずれも5~6年

スタイリストとして20年以上のキャリアを持つ、中山まりこ氏がディレクター・デザイナーを務める<MADISONBLUE/マディソンブルー>は、2014年、わずか6型のシャツからブランドをスタート。そのデビュー時からの定番となっている1型で、今やブランドの代名詞とも言える「HAMPTON SHIRT」は、いわゆるワークシャツを原型としたシャツ。

「ハンプトン」という名は、ニューヨーカーたちの避暑地で、建築家や画家などの別荘地にもなっている海岸地域の名から取られており、ニューヨークで暮らした経験のある中山さん自身も大好きなメンズライクなワークシャツを、女性がフェミニンに着るバランスを提案しようという発想から生まれたシャツです。

硫化染めのバックサテンにより、カジュアル過ぎない淡く上品なニュアンスカラーに仕上がっていて、女性がエレガントに着こなせるとして呼び声が高い。また2015年に伊勢丹新宿店限定で初めて発売された、デニム地にパールボタンをあしらった型は唯一無二のルックスで、大人の女性たちの心をくすぐる新たなアイコンとなりました。

「私流の自由な着こなしが楽しめる、エターナルなシャツ」

マディソンブルーのハンプトンシャツの着用画像

「ディレクター中山さんの着こなしに一目惚れをして、最初に購入したのが定番のバックサテン地のブラック。同ブランドのセットアップの着こなしも魅力的ですが、私はヴィンテージのリーバイスに合わせたり、タンクトップ✕タイトスカートのスタイルに軽く羽織ったりしています。

パールボタンがあしらわれたデニムシャツは、ワークパンツなどを合わせてもカジュアルになり過ぎず、心地よさと上品さが共存した絶妙なバランスが好き。秋冬はタートルセーターの上からもジャケットのように羽織ったりとオールシーズン頼りになる相棒的存在です。

いずれも洗濯による色落ちがほとんどなく、アイロンなしで洗いざらしのまま着られるので、細かいケアを必要としないところも私にとって重要なポイントのひとつ。

マディソンブルー>のシャツの魅力は、シーズンレスで着られて色褪せないところ。私自身、歳を重ねて流行を追わなくなり、素材が良くて長く着られるもの、普遍的なものを選ぶようになってきました。まさに<マディソンブルー>のアイテムがそうですね」

マディソンブルーのハンプトンシャツのディティール画像

ポケットはパッチ&フラップで、左側にはペン差し付き、脇のWステッチなど、ワークウェアに見られるディテールや仕様がポイント。袖を捲くった時にさりげなく覗くカフス裏に入ったブランドを象徴する“B”の刺繍や、ヴィンテージにも見られる尿素樹脂ボタンを使っているのもこのシャツの品格を担う重要な要素になっています。

ブランドの名を冠したMADISON SHIRT

マディソンブルーのマダムシャツの画像

MADISONBLUE/マディソンブルー>MADISON SHIRT 各39,600円 商品を見る

ブランド名の「マディソン」を冠した「MADISON SHIRT」も、同じくファーストコレクションから作り続けられているクラシックなボタンシャツの定番型です。

そのファースト型のこだわりそのままにアップデートされた「MADISON SHIRT」を、現在プライムガーデンで展開中。身頃に少しのゆとりを持たせボーイッシュに仕上がった新しいマディソンシャツは、タックアウトで着るのがおすすめです。

マディソンブルーのマダムシャツのディティール画像

マディソンブルーのマダムシャツのディティール画像

脇は、ドレスシャツなどに用いられる5mmと細めの折伏せ縫いで仕立てられ、かっちりとしたシルエットに。一方で前立て裏はあえて環縫いにし、適度にパッカリングが起きるような仕様にするなど、緻密に計算されたバランスがこのシャツの品格を形作っています。

ヨークは、スプリットで生地に動きが出やすいようにハーフバイアスでカットされ、またセンターにはボックスプリーツを入れたことにより可動域が広がり、袖の上げ下げが自由にできるよう工夫。

他にも、脇裾は引き裂け防止にマチがつけられたり、また白蝶貝のボタンはほどけにくいクロス縫いで補強されたりと、由緒あるメンズの仕立てに用いられる技法や、ヴィンテージワークシャツなどに見られるシャツの哲学が踏襲されながら、現代にアップデートされています。また、左胸ポケットの下にさりげなく、身頃と同色の糸で施されたBEE刺繍も粋なアクセントに。

暑い日には思いきり袖を捲り上げて着こなし、お出かけではパールネックレスで華やかさを足して、シンプルな分、好きなように自分流のアレンジをプラスして楽しめるアイテムです。

プライムガーデンでは7月14日(水)午前10:00より、店頭・オンラインショップにて、<マディソンブルー>の2021年秋冬コレクションの販売をスタート。「HAMPTON SHIRT」をはじめ、今シーズンの新作アイテムをぜひいち早くご覧ください。

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プライムガーデンの画像
プライムガーデン
「あたらしいラグジュアリー」をテーマに、大人の女性に向けシンプルでハイ・クオリティなファッションアイテム、クラフトマンシップあふれるライフスタイルグッズを展開する、伊勢丹新宿店 本館4階のセレクトショップ。
※本館4階 ザ・ステージ#4にてイベント・プロモーションを併設中。
 

Text:Maiko Hata

※価格はすべて税込です。
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