【座談会】買って良かった!
パパが語るベビーカーの本音、ぜんぶ。

国内・海外、さまざまなブランドから販売されているベビーカー。いつ買ったの?夫婦で意見の食い違いは?購入の決め手は?実際使ってみてどう?そんな、ベビーカーにまつわる気になるギモンについて、伊勢丹新宿店で働くパパが、熱く語ります。さらに、ベビー&キッズフロアスタッフによる、購入する際のポイントもご紹介しますので、ぜひお見逃しなく。
本音トークしてくれた4名の伊勢丹パパスタッフはこちら!

販売促進部 プランニングスタッフ 伏貫 諒 (1歳4カ月・娘)
メンズテーラードクロージング アシスタントセールスマネージャー 羽鳥 幸彦 (3歳・娘、1歳・息子)
元ベビーカーバイヤーのMD計画担当 プランニングスタッフ 松野 裕 (7歳・息子)
ベビー&キッズ マネージャー 森田 浩二 (1歳・息子)
ベビーカー選びで重視したことは?

松野:私自身は、子どもが産まれた頃、まったくベビー用品に無頓着で・・・。ベビーカー選びもすべて妻任せだったのでお恥ずかしい限りですが、みなさんはベビーカーを選ぶ際に重視したポイントってありますか?
伏貫:私は180cmくらいと割と背が高い方で、妻も170cmくらいあるので、一般的なものだと、姿勢的にしんどいなって思って。それでハイシートのものを基準に選んでいたんです。<コンビ>のラベリタはその点、ベビーカーを押していても苦にならないし、赤ちゃんとの距離も近い。さらに両対面式なうえに安定性も高かったので、ほとんど迷わずこのモデルに決めましたね。
森田:正直な話、私自身は当初<キュリオ>のイエローのモデルがどうしても欲しかったんです。だって、都会であの存在感たっぷりなベビーカーを押していたら、カッコいいじゃないですか!でも、妻から「なるべく軽いものにしたい!」と押し切られてしまって・・・。そんなエピソードからもお分かりいただけるように、私はデザインだけ重視していましたが、妻としてはデザイン性ももちろんですが、重さや大きさといった機能性も譲れなかったということなんでしょうね。

羽鳥:確かに、我が家も持ち運びの良さは一番重視したポイントですね。上の子どもが1歳になる前にハワイに連れて行くくらい旅行が好きなので、機内持ち込みできるサイズというのが大前提でした。その目線でいろいろ調べた結果、デザインも含めて<ベビーゼン>のヨーヨーに辿り着いたという感じです。実際取り回しも楽ちんですし、どこへでもスイスイ行けちゃうから、休日の欠かせない相棒という感じ。今は子どもが増えましたが、専用のボードを取り付けて娘と息子の2人を乗せて大活躍しています。
松野:おっしゃる通り、ヨーヨーってアクセサリーがたくさんあるのも素晴らしいですよね。男のカスタム欲をくすぐるというか。愛着が湧きやすいから、男性のベビー用品選びの入り口としてはとても入りやすい気がします。
いつ探して、いつ買った?

森田:私は子どもが生まれる前、ベビーカー選びの出だしで妻と意見の食い違いがありましたけど、皆さんはどのタイミングで探したり購入したりされました?
羽鳥:私は出産後に妻とお互いにいろいろと探して、なんとなく子どもがいるライフスタイルが見えてきたところで購入しました。だから、生後1カ月から使えるA型(※1)はあえて視野に入れず、その期間は抱っこ紐で乗り切ろうと、妻と話していたんです。

伏貫:言われてみると、私も対面式でA型(※1)としても使えるモデルをマストな条件のひとつとしていましたが、実際はその時期あまり使わなかったような・・・。一応生後2カ月して、妻が里帰りしたタイミングでじっくり選んだつもりだったんですけどね。今となっては、ちょっと大きめのサイズ感に苦労しています。カーシェアリングをして出かける時は、トランクに積み込むのが大変だからベビーカーを持って行かない、なんてこともしばしばですし。
松野:1歳4カ月くらいだと、ぎりぎり抱っこ紐でも頑張れるけど、もう少し大きくなって、外出先で子どもが寝ちゃうとさすがに大変だと思いますよ。そんな伏貫さんには、<サイベックス>のリベルはいかがでしょう?飛行機の機内に持ち込むこともできて、玄関に置いても邪魔にならない。車のトランクにだって簡単に収納できるコンパクトなモデルです。

伏貫:こんなに軽くて、しかもここまでコンパクトになるんですね!我が家は作りが特殊で、途中まではエレベーターなんですけど、どうしても階段を使わないと自宅の玄関にたどり着けない設計になっていて・・・。でも、これならベビーカーを持ったままでも楽々階段を登ることができそうです。
森田:買い替えを前提に考えると、ベビーカーの選択肢って一気に広がるんですね。初めての買物だから、ぜんぜん気がつきませんでした。
松野:そうなんです。羽鳥さんのように、生まれた直後は抱っこ紐で過ごしつつ、生後7カ月からの使用を前提に比較的小振りなB型(※1)を選んでずっと使い続けるのもありですし、生後1カ月を選んでから、その後B型のより軽量でコンパクトなモデルに移行するという選択肢もある。自分のライフスタイルをベースに、機能やデザインを擦り合わせながら選ぶことが一番重要かもしれません。
買ったベビーカーのお気に入りポイントは?

羽鳥:子どもと過ごすライフスタイルが見えてくると、自ずと選ぶべきベビーカーの方向性が見えてきますからね。そういった意味では、ヨーヨーの軽量で畳むとコンパクトになる点は、私たち家族のスタイルに合っていてとても気に入っています。
伏貫:なんだかヨーヨーが最強のベビーカーに思えてきました。
羽鳥:当初から子どもは2人欲しいと考えていたので、色もジェンダーレスな印象のグレーを選びました。上の女の子が乗っても、下は男の子が乗っても絵になるのという意味では、カラーバリエーションが充実しているのもヨーヨーの魅力かもしれないですね。
森田:軽くてコンパクトなうえに、カスタムパーツも大充実。さらにデザインもスタイリッシュでカラーバリエーションも豊富。そういう意味では、確かにある意味最強かも。
松野:そうおっしゃる森田さんも、人気の<サイベックス>のメリオをお使いじゃないですか?

森田:そうなんです。結果妻に押し切られる形にはなりましたが、軽量で折り畳むとコンパクトになって、ハンドルの高さもちょうどいい。さらに、デザインもスタイリッシュという意味では、とても満足しています。
伏貫:サイズ感や重量って意外と気にする人が多いと思うので、実際にベビーカーコーナーに足を運んで試してみることをおすすめします。数値上は同じでも、実際に押してみたり畳んで持ってみたりすると、モデルによってずいぶん感じ方が違ったな、というのが正直な感想でした。
羽鳥:確かに!私も購入に至るまで、ベビーカーコーナーに3回下見にきました(笑)。
森田:私なんて担当するエリアが近いこともあって、ちょくちょくこのベビーカーコーナーに顔を出していましたから(笑)。
買ったベビーカーで後悔しているところはある?

伏貫:どうしても、重さと畳んだ時の大きさは気になりますね。そもそも、購入した時にはそれ以外を重視していたので仕方がない部分はありますが。どうしよう・・・、本気でリベルが気になってきました。
森田:私は最近、メリオを押している人に遭遇する機会が多いのが気になっていて・・・。
松野:それ、よく聞く話ですよね。エレベーターに乗った時、全員が同じカラーのメリオを持っていたなんて都市伝説もあるくらい。
森田:一番ベーシックなブラックを選んだだけに、服装とのマッチングはいいんですけどね。その分、よくかぶっちゃうんです。<キュリオ>のイエローだったら、そんなことはなかったんでしょうけど・・・。

松野:森田さんと同じ心配されているお客さまには、ぜひ三越伊勢丹グループと<サイベックス>直営店限定カラーのコットンホワイトをおすすめしたいですね。
羽鳥:おぉ!確かにこれなら差別化もできますし、何よりこの絶妙な色味がラグジュアリーな雰囲気!モノクロのカラーリングだから、スタイリングを選ばないのも良いですね!
森田:松野さん、ちょっと前に出してくれていたら、森田家は迷わずコレにしたのに・・・(涙)。
松野:見た目も大切だけれど、機能も大事したい。そして何より、ちょっと先の未来まで想像を膨らませつつ、自分のライフスタイルに合わせて選ぶと、より満足度が上がる。そういった意味で、ベビーカー選びはクルマ選びに近いものがあるかもしれません。
羽鳥:言われてみると、ヨーヨーってフランスのブランドだから、まさしくフランス車っていう感じもしますね・・・
伏貫:国産車と輸入車、どちらも捨て難い良さがあるという点では、ベビーカーもクルマも同じなのかもしませんね。
森田:そう考えると、ベビーカーってベビー用品の中で、パパがジブンゴト化しやすいアイテムな気がします。実際に私も、かなり積極的に<キュリオ>をプッシュしていたわけですし!
松野:私は当時、恥ずかしながらすべてが妻任せになってしまっていたので偉そうなことは何ひとつ言えませんが、これから購入を検討されているパパには、ぜひ積極的にベビーカー選びに参加して欲しいと思います。パートナーと意見をすり合わせていきながらじっくり選ぶことで、きっと愛着が湧く1台と巡り合えるはずですから。
伊勢丹新宿店コンシェルジュの失敗しないベビーカーの選び方
伊勢丹新宿店には、専門知識を持ったコンシェルジュが店頭に在駐しております。今回は、マタニティ・ベビーコンシェルジュ梶が、ベビーカー購入前にご家族やパートナーとすり合わせしておいた方が良いポイントをご紹介いたします。
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梶 文子
伊勢丹新宿店 マタニティ・ベビーコンシェルジュ
入社以来、ベビー子供領域を担当。マタニティベビーコンシェルジュ、上級食育アドバイザー、栄養士の資格を保持。豊富な知識とご家族のお悩みに寄り添ったアテンドが魅力で、お客さまからの信頼も厚い。
1.お目当てのブランドを決めましょう!
まずは、デザインで気になるものが多いブランドで絞るのがおすすめです。
ブランドごとにプライスラインも異なるので、ご予算が決まっている方の目安にもなりやすいと思います。
2.使用シーンを考えましょう!
「車」「電車・バス」「徒歩」など、ご家族によって移動手段はさまざまですよね。平日は徒歩が多いけど、お休みの日は車で移動が出来るものが良いなど・・・、ご家族によって使用シーンはバラバラなので、ぜひ店頭でご相談ください。店頭では、車での移動が多い方には、トラベルシステム搭載型のB型ベビーカーが人気の傾向があります。
3.ご家族で、ベビーカー選びの際に重視する点をすり合わせましょう!
パパは、「デザイン」重視、ママは「機能性」を気にされる方が多い印象。どちらも、ベビーカー選びに関して大切にしたい項目ですが、重量や対面式か否か、ハンドルの高さ調整は可能かなど、「これは譲れない!」といった商品選びの「軸」を決めるのがおすすめです。
4.出産時期によっても購入時期は異なる傾向に!
春・夏にご出産予定の場合は、ベビーカーを赤ちゃんが産まれてすぐに使用される傾向にあり、出産前に検討・購入されるご家族が多いです。
一方で、秋・冬にご出産予定のご家族は、寒い日は抱っこ紐を使用してから、B型ベビーカーの購入を検討される方が多い印象。
赤ちゃんの首が座る3~4カ月頃に、ご家族で下見に来店される方も多いですよ。
最後に・・・
ベビーカー選びは、下見を含めて購入までに2回以上来店されるご家族も少なくありません。最愛の1台となりますように、専門知識をもとにスタッフが対応させていただきます。
(※1)生後1カ月から使用できるベビーカーをA型、生後6カ月から使用できるベビーカーをB型と表現しています。
座談会参加スタッフ プロフィール
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伏貫 諒
MD戦略統括部 販売促進部 プランニングスタッフ
女の子(1歳4カ月)のパパ。ベビーカーは<コンビ>のラベリタを愛用。休日はアートギャラリーやビンテージインテリアショップを巡るのが趣味。
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羽鳥 幸彦
メンズテーラードクロージング アシスタントセールスマネージャー
3歳女の子と1歳男の子と過ごすアクティブな休日は、<ベビーゼン>のヨーヨーが大活躍。趣味は家族旅行と料理。
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松野 裕
MD計画担当 プランニングスタッフ
2020年から2年間、ベビーカー含む新生児・子供雑貨のバイヤーを担当。大の鉄道オタクの7歳長男と2人で、休日はもっぱら鉄道スポット巡り。
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森田 浩二
ベビー&キッズ マネージャー
1歳男の子パパ。妻に押し切られ<サイベックス>のメリオを購入。休日は時間があれば登山を楽しむなど、自然と触れ合うのが趣味。