30週には揃えましょう!プレママ入院準備【三越伊勢丹こそだてコラム #01】

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妊娠から出産まで、ママになるまでの「トツキトオカ」をサポートするための情報をお届けする【三越伊勢丹こそだてコラム】。バイヤーの渡邊 千尋による「出産準備セミナー」と、ベビー子供フロアの現役ママスタッフ3名による「トツキトオカ体験記」を交互に連載します。第1回目はバイヤーの渡邊が、「入院準備」についてお伝えします。

出産を控えるプレママさんは大忙し。

身体も心も大きく変化しているのに、お仕事や家事など・・・やるべきことは今までと変わりません。その中で赤ちゃんを迎える準備をするので、プレパパやご家族と話し合い、計画的に準備を進められると安心ですね。

さて「入院準備」とは。その名の通り、いつ産まれても安心なように入院に必要な準備をすることです。実際に準備するアイテムには【入院手続き必需品】【ママが使うもの】【赤ちゃんに使うもの】・・・という、大きく3つのカテゴリーがあります。妊娠30週頃には準備を始め、35週頃には持ち物が揃いパッキングまで完了!できていると余裕をもって臨めるでしょう。手荷物の準備だけでなく、産院までの交通手段や、ご家族への連絡方法なども事前にお決めくださいね。
ではカテゴリーごとに、必要なアイテムを見ていきましょう。

1. 入院手続き必需品

  • 母子手帳
  • 健康保険証
  • 診察券
  • 印鑑
  • 筆記用具

貴重品ですので、そのほかのアイテムとは別のバッグで持参することになりますね。

2. ママが使うもの

  • パジャマ (2~3枚)
    おしりまで隠れる、丈の長いものを選びましょう。授乳しやすい全開タイプが良いでしょう。何枚揃えるか迷いどころですが、お洗濯できないケースも想定し2~3枚あると心強いです。新生児時期の授乳は頻回なので、退院してからも重宝します。産院によっては貸出ししている場合もあるので、前もって確認をしておいても良いかもしれません。
  • 産褥用ショーツ (3~4枚)
    股布部分が開くため、診察時やパッドの交換の際に便利です。
  • お産用パッド (2~3パック)
    産後、悪露の対処に必要なパッドです。悪露は個人差がありますが1~2か月程続きますので、その時々で量に適したサイズを選びましょう。
  • 授乳用ブラジャー/ハーフトップ (3~4枚)
    授乳しやすいカシュクール仕様。アンダーはゴムを使用せず、生地を二重にしているので、ラクな付け心地です。
  • 母乳パッド (1パック)
    母乳の漏れを防ぎ、乳首の保護のために使います。使い捨てタイプと、洗って繰り返し使える布製タイプがあります。
  • 骨盤ベルト (1~2枚)
    出産後の骨盤を支えるために使います。パンツタイプのサポーターもあります。
  • ソックス・スリッパ
    足首の冷えは大敵です。夏場も足元は冷えますのでぜひご準備を。
  • バスタオル・ハンドタオル
    洗面用具としてだけでなく、バスタオルはベッドに敷いたり、何かと便利です。
  • 洗浄綿 (1箱)
    授乳時や赤ちゃんのお顔・おしりを拭くのに使います。
  • 洗面用品
    シャンプーなども忘れずに。ドライヤーは病院で貸出があっても、いざ借りに行くのは少々面倒です。手軽なものを準備し持っていくと便利。
  • ティッシュ (1箱)
  • ビニール袋
  • ペットボトルストロー
    陣痛・分娩時に。寝たままでも水分補給ができます。
  • 食器関連
    お箸やスプーンなど、産院によって支給状況が違うので確認し、必要なものを持参しましょう。保温のタンブラーがあると、温かい飲み物をいただく時に便利。いろいろと心配な産後の入院生活で、リラックスできそうなアイテムを揃えておくだけでも少し心が和みます。
  • 充電器各種
    コードはぜひ長めのものをご用意ください。長さが足りず不便でイライラ!とならないように。ストレスは小さなところに潜んでいます。
  • 退院時のママのお洋服一式

※産褥ショーツやお産用パッド・母乳パッド・洗浄綿は産院で準備している場合もありますので、事前にご確認ください。

3. 赤ちゃんに使うもの

  • 退院時の肌着・兼用ドレス・ソックス
    季節に応じて素材・編みを選びましょう。通年利用に適したフライスが一般的ですが、夏場は薄手の天竺などが良いでしょう。

兼用ドレスは、退院のお写真に収めることを考えお気に入りの一枚を。白でフリルやレースがあしらわれていると、セレモニーに相応しい雰囲気を演出できます。

  • おくるみ
  • ガーゼハンカチ
  • おむつ
  • チャイルドシート
    退院後お車で帰宅される場合は必要です。
  • 抱っこ紐
    新生児から利用できるものを準備しましょう。

【赤ちゃんに使うもの】リストの新生児衣料や抱っこ紐について、使い方や選び方を後日のコラムにて詳しくご説明いたします。

改めて見返すと、揃えなければいけないものがたくさんありますね。出産準備のお買い物は、(初産の場合)全員が産後という未知の世界を想像しながら選び、揃えることになります。何を基準に選べばよいのか、何枚必要なのか、そもそもこのアイテムは何に使うのか・・・?
疑問と不安でいっぱいなお買い物ですので、その際はぜひ我々伊勢丹スタッフを頼ってください。

妊娠・出産では、さまざまなシーンで不安がつきもの。でもその不安は、赤ちゃんへの優しさや母としての責任感から生まれる感情です。どうしても不安は焦りと捉えがちですが、お腹の中の赤ちゃんと会えるまでの過程をポジティブなものとして受け止められるといいですね。

私たちベビー子供フロアスタッフは、お客さまのお気持ちを前向きにシフトできるように精一杯お手伝いしたいと思っています。ぜひご相談ください。

さて次回の【三越伊勢丹こそだてコラム】は、昨年4月に出産した現役ママ社員によるコロナ禍での入院準備や出産の体験談をお伝えします。

渡邊 千尋さんのイラスト画像
渡邊 千尋
ベビー&キッズ バイヤー
2007年入社以来ベビー子供領域を担当。子供服やマタニティ新生児ショップのバイヤーとして品揃えやプロモーションの企画に携わる。2020年に保育士資格を取得し、現在は児童発達支援について勉強中。

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