かつてないほど盛り上がる高級腕時計の世界!注目すべきはドイツの独立時計師<クドケ>

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世界的な時計見本市が復活し、時計のマーケットは活況を呈しています。2022年は記念すべき10周年となった伊勢丹新宿店の「ウォッチコレクターズ ウィーク」も過去最大の盛況ぶりでした。腕時計の高級志向、複雑志向が高まるとともに、俄然その存在がクローズアップされているのが独立時計師ですが、未来のアンティークとなりうる時計を揃えている銀座三越本館6階のシェルマンの推しはドイツの<KUDOKE/クドケ>です。違いのわかる紳士に、ぜひ知っていただきたい時計工房です。

手仕事にこだわる美術工芸品のような出来栄え

<クドケ>を立ち上げたステファン・クドケ氏は、デザインの考案から図案のスケッチ、時計をスケルトン化する作業や彫金に至るまで、すべて手仕事にこだわっている時計師であり、彫金師。そのため製作される時計は年間70本ほどと希少であり、その出来栄えは「美術工芸品」といえる趣きです。こだわりの強い製作姿勢が評価され、2019年にGPHG(ジュネーブ時計グランプリ)を受賞、2021年には世界に35名しかいない独立時計師協会(通称アカデミー)の正会員に選出されています。

<クドケ>イメージ

知名度を高めるきっかけとなった「KUDOKE2」

毎年スイスのジュネーブで開かれている時計業界のアカデミー賞といわれるGPHGにおいて、2019年に部門賞を受賞し、世界的な知名度を上げるきっかけとなったのが「KUDOKE2」です。12時位置のナイト&デイには、クドケ氏自身による太陽と月の彫金が施されていますが、球面になっているディスクへの彫金は高い技術が求められます。裏蓋側の梨地のように見える模様も、細かな石などを混ぜたオイルに、素材をひとつひとつ直接擦ることで仕上げるなど、手仕事へのこだわりが感じられる時計です。

<KUDOKE/クドケ>KUDOKE2
<KUDOKE/クドケ>
KUDOKE2 1,320,000円(ステンレススティール、ケース径:39mm、手巻き)
□銀座三越 本館6階 シェルマン
□伊勢丹新宿店 本館5階 ウォッチ
□日本橋三越本店 本館6階 ウォッチギャラリー

世界的にも稀な100万円台からのカスタムオーダー

徹底的な時計の作り込みにこだわりながらもカスタムオーダーにも対応している<クドケ>。独立時計師の時計が100万円台からオーダーできるというのは、世界的に見ても稀なことです。手仕事による芸術的な複雑機構の時計は、名時計を知りつくし、さらにはファッションもアートも偏愛する男性でもきっと満足するはずです。

<クドケ>イメージ

※価格はすべて税込です。
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