今年は春から秋まで! あなただけの<竺仙>のゆかたを楽しんで

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気候が変化し、夏の時期が前後に長くなっている昨今。日本橋三越本店では、「三越のゆかた2025〜ゆかた NEW GROUND〜」をテーマに、これまでの着用時期に捉われず、春から秋まで着用いただけるような「素材」「色柄」「コーディネート」をご提案いたします。ここでは、ゆかたシーズンの到来に先駆け、江戸型染の老舗<竺仙>の新作ゆかたオーダー会をご紹介します。

大人が憧れる、ゆかたの老舗<竺仙>

大人が憧れる、ゆかたの老舗<竺仙>

1842年創業の<竺仙>。「ゆかたと言えば<竺仙>」と通人たちが必ず答えると言われるほど、名高い老舗です。

江戸時代より受け継がれてきた型染の文様を使ってゆかたを染め上げていますが、現代の感性にもマッチするような色や生地で、新感覚のゆかたを世に提案し続けています。

「注染」のゆかたも一反からオーダーできる貴重な機会

今回ご紹介するのは、「注染コーマ地」、「注染紬地」、「注染玉むし」、「綿絽」、「紅梅小紋」、「奥州小紋」、「松煙染小紋」、「絹紅梅」から生地を選び、ゆかた地見本帳から選んだゆかたを染め上げる新作ゆかた地のオーダー会。

新作ゆかた地のオーダーは、その年に染める数が限られている新柄をお誂えした場合でも、着用可能な時期にお渡しできる点が魅力です。

大人が憧れる、ゆかたの老舗<竺仙>

<竺仙>新作オーダーゆかた地 42,900円から
※生地によってお選びいただけるカラーが異なります。
※2025年6月末頃のお渡しとなります。
商品の一例:
① 婦人ゆかた地「つくし」 61,600円 (綿100%)
半巾帯「ミント」 38,500円 (麻100%)
② 婦人ゆかた地「ブルーベリー」 46,200円 (綿100%)
お仕立上り なごや帯 60,500円 (麻100%)
③ 婦人紅梅小紋ゆかた地「うちわに秋草」 95,700円 (綿100%)
半巾帯「麻市松・白」 34,100円 (麻100%)
※その他は参考商品です。

これまでのオーダー会と異なるのは、「注染」をオーダーできること。注染とは、生地を蛇腹状に折りたたみ、上から染料を注ぎ込み染め上げる伝統的な型染めの一種で、生地の裏までしっかりと染まり、発色がよいことが特徴です。

【注染工程】
糊置き

糊置き

1mほどの型紙を白生地の上に置き、防染糊をへらで乗せます。一反(約12m)のゆかた地を染める場合は、生地を蛇腹状に畳みながら、型を置き、防染糊を乗せる作業を12回繰り返します。型付け後はおがくずをまぶして、糊が移るのを防ぎます。

注染

注染

隣り合う色が混ざらないよう、一番上の生地に「土手」と呼ばれる堤防のような囲いの糊を置き、「やかん」と呼ばれる道具で染料を注いでいきます。注がれた染料は下から、掃除機のように空気を吸い込む機械で吸引。染料を注ぎ終えたら、裏返しにして同じ工程を繰り返します。

水洗い

水洗い

大きな水槽で糊やおがくず、余分な染料を落とします。

干し

干し

干場と呼ばれるやぐらで干して乾燥させて完成。よく晴れた日に、風になびく鮮やかな注染の反物の美しさは見る者を魅了します。

すべて職人の手作業で染め上げる注染は、「型継ぎ」と呼ばれる柄の継ぎ目や色のぼかし具合など、プリントにはない、一反ずつ微妙に異なる個性が魅力。

通常、まとめて染める必要があるため、一反でのオーダーを承る染工場は少なく、今回のオーダー会はとても貴重な機会です。

旧作柄のゆかた地オーダー会も

新作のオーダーと合わせて、「奥州小紋」、「松煙染小紋」、「絹紅梅」、「紅梅小紋」の旧作柄のゆかた地オーダー会も開催。

お渡しまでにお時間はかかりますが、完売してしまった柄もお好みの色でお染めいただけます。

大人が憧れる、ゆかたの老舗<竺仙>

<竺仙>別染オーダーゆかた地 96,800円から
※生地によってお選びいただけるカラーが異なります。
※2025年12月末頃のお渡しとなります。

自分にぴったり合ったサイズのゆかたは着付けもしやすく、着崩れしにくくなります。ぜひ店頭でお好みの仕上がりをご相談いただき、素敵なゆかたシーズンをお過ごしください。

<竺仙>新作ゆかた地オーダー会
□2025年3月26日(水)・29日(土)・30日(日)
各日午前10時~、午後1時~、2時30分~、4時~、5時30分~(所要時間:約1時間)
□日本橋三越本店 本館4階 呉服プロモーションスペース
※事前予約制

※価格はすべて税込です。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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