デパ地下巡りで感じる季節の訪れ|「夏越の祓」と「七夕」にこそ味わいたいものは?

ファッションもコスメもライフスタイルも百貨店の品揃えと季節は関連が深いものですが、季節感と最も密接なのは食料品フロアかもしれません。旬の食材をはじめ歳時記や季節の行事にかかせない味わいを楽しむことで四季の訪れを感じるというのは、伊勢丹新宿店のお客さまからも多く寄せられる声。これからの暦でいえば「夏越の祓」と「七夕」です。
おうち時間により高まった古き良き日本の食文化への関心
「元々が旬や歳時記に関心が高かった伊勢丹新宿店のお客さまですが、おうち時間による丁寧な暮らしから、これまで以上に現代まで続く古き良き日本の食文化に意識が向かっているように感じます」と話す食料品バイヤー。より正統的に向き合いたいと、調度品や設えなどのお問い合わせもあり、「夏越の祓」の水無月はここ数年盛り上がっていることから販売時期を早くからおたずねされることも増えているそうです。
「夏越の祓」の水無月
夏越の祓とは1年の半分にあたる6月30日に半年間で溜まった穢れを落とし、残りの半年の健康と厄除けを祈願すること。その時期に食べるのが三角形のういろうに、邪気を祓うとされる小豆をのせて蒸し上げた「水無月」です。

<とらや>水無月・白水無月 各270円 (1個)
※販売期間:6月25日(日)〜6月30日(金)
□伊勢丹新宿店 本館地下1階 茶の道
ういろう生地を使った白色の「白水無月」と、白下糖でコクのある味わいに仕上げた黒色の「水無月」。歯切れがいい生地とふっくら小豆の食感が絶妙。

<笹屋伊織>水無月 (白・黒糖) 各324円 (1個)
※販売期間:6月30日(金)まで ※月曜日の販売はございません。
□伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味
定番のういろう生地を使った「白」と黒糖入りういろうの「黒糖」の2種類。ういろう生地とほどよい甘さに炊き上げた小豆の相性もぴったり。

<小布施堂Shinjuku>水無月 378円 (1個)
※販売期間:6月30日(金)まで
□伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味
<小布施堂Shinjuku>の代名詞でもある栗あんを葛で固めた栗羊羹に、蜜栗や小豆を重ねて葛で閉じ込めた手間暇のかかるひと品です。

<たねや>水無月 756円 (2個)
※販売期間:6月29日(木)・6月30日(金)
□伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味
口あたりよく仕上げたういろうに、小豆をたっぷりのせた歳時菓子。小豆の粒をつぶさないように、切り口の美しさにもこだわっています。

<虎屋ういろ>水無月ういろ 1,001円 (1本)
※販売期間:6月28日(水)〜7月4日(火)
□伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味/今め菓子
本わらび粉を使用した生地に大納言小豆を散りばめた、この時期だけの「水無月ういろ」です。
「七夕」の彩り美しい和菓子
一年に一度だけ織姫と彦星が天の川を渡り再会する日とされる七夕。そんなロマンチックな日に食べたいのが彩りも美しい七夕モチーフのお菓子。夜空に流れる天の川や笹の葉に飾る短冊、輝く星をイメージした期間限定のお菓子が、和菓子ショップを中心に登場します。

<鎌倉 豊島屋>星乃橋 1,404円 (1棹)
※販売期間:7月7日(金)まで
□伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味
天の川に見立てた3色の錦玉糖はほのかに甘く、食感はやわらか。2つの星は織姫と彦星を表現しています。竹の器も涼しげな印象です。

<緑寿庵清水>星に願いを 2,160円 (10g×5種)
※販売期間:7月7日(金)まで
□伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味
星の形の金平糖で七夕を表現。苺、巨峰、蜜柑、檸檬、天然水サイダーの5種類の味をそのまま飾って楽しんでいただけます。

<Ameya Eitaro>七夕 願いをこめて 各972円 (8粒入)
※販売期間:7月7日(金)まで
□伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味
ピーチ味のピンクのハートは愛、レモン味の輝く黄色の星は幸せ、マスカット味のピースマークの緑は平和の象徴。あなたの願い事を思い浮かべながら頬張ってみては?

<銀座あけぼの>七夕おかき 540円 (50g)
※販売期間:7月7日(金)まで
□伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味
星のおかきが詰まったかわいらしい七夕限定のおかきです。みやこがねもち米を使い、さくっとうまみ豊かに焼き上げました。

<鈴懸>なゆた 各400円 (1個)
※販売期間:7月1日(土)〜7月7日(金)
□伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味
レモンとグレープフルーツの2色の果汁入り羊羹、上南羹、こしあん羊羹、白こしあん羊羹の層で夜空に輝く星を表現しています。