
食欲の秋を満喫しているみなさんに、ぜひお試しいただきたいおいしさを2つピックアップ。それが、今年の初物となる味噌と、「やなどり」という従来品種の餅米でつくったお餅です。冬にかけて恋しくなる味わいを、ぜひこの機会にご賞味ください。
フレッシュな大豆の風味を感じる、初物の味噌
通年使う食材のため、特別旬を意識することが少ない味噌ですが、冬の寒い時期に仕込んで夏を越えた味噌は、10月から11月にかけて食べごろを迎えます。今回ご紹介するのは、今年2月に仕込んだもの。通常は木桶全体を混ぜ合わせ、均一の状態にして販売されますが、「今年のプレミアム味噌」は木桶の中心部分からわずかに取り出した“イイトコ取り”。5トンの桶から50kgしか取れない希少なお味噌です。まずは、とにかくシンプルなお味噌汁で召しあがっていただくのがおすすめ。豚汁やお鍋などの汁物でいただくと、初物味噌のやさしい味を楽しむことができます。

※11月1日(水)からの販売となります。
※12月には、同じ味噌の熟成過程で生まれる“たまり”を「PREMIUM MISO TAMARI」として販売いたします。
□伊勢丹新宿店 本館地下1階 シェフズセレクション
□日本橋三越本店 本館地下1階 グローサリー
まずは何もつけずに食べてほしい「やなどり餅」
年末年始にかけて食べる機会が増えるお餅。江戸時代後期から福島県や新潟県で栽培され、一度も品種改良されずに継承されている「やなどり」という餅米からつくったお餅をご紹介します。

栽培がむずかしいため全国でも生産者が少ない「やなどり」。「やなどり餅」は、やさしい甘さが特徴で、伸びがよく、なめらかな口当たりです。餅そのものの味わいが濃いので、何もつけずに食べても美味。焼いても、煮てもおいしい、毎日食べたくなるお餅です。

□伊勢丹新宿店 本館地下1階 シェフズセレクション
□日本橋三越本店 本館地下1階 グローサリー
11月1日(水)より伊勢丹新宿店では、全国からこだわりの生産者が来場する「LE CHRAME DU TERROIR NIPPON ル シャルム デュ テロワール ニッポン」を開催します。日本各地の風土(TERROIR)が育む食の魅力(CHARME)を、様々な食の形を通じてお伝えします。ぜひお見逃しなく。

LE CHRAME DU TERROIR NIPPON ル シャルム デュ テロワール ニッポン
□2023年11月1日(水)〜11月7日(火)
□伊勢丹新宿店 本館地下1階 フードコレクション