子どもでも履きやすい革靴は? お子さまのための革靴の選び方

通園や通学にお召しになるお子さまだけでなく、入学式や卒業式等の式典に臨まれるお子さまにも必要なのが革靴ですが、スニーカーとは履き心地が違うために革靴に苦手意識を持っているお子さまは多いようです。今回は毎日革靴を履かれるお子さまにはより快適に、革靴に慣れていないお子さまには少しでも履きやすさを感じていただけるよう、お子さまの革靴選びのポイントを解説します。
特に最初の一足は足アタリがやさしい革靴を選ぶ
革靴はどうしても硬い、痛いといったイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか。初めての履き心地が硬かったということで、革靴を敬遠するようになるお子さまもいらっしゃるようです。そのため最初の一足は履き口がやわらかくて足アタリがやさしいもの、靴の中もクッション性のあるものを選ぶのがおすすめです。通園、通学では特に長時間履き続けるので、履きやすい革靴を選ぶことで足への負担も軽減できます。
子どもの革靴には「履きやすい」こだわりがいっぱい
スニーカーと変わりがないぐらいソールがやわらかいもの、滑りにくいラバーソールのもの、ローファーデザインで甲の部分が面ファスナーのベルト仕様のものなど、お子さまが履きやすいように子ども用の革靴にはさまざまな工夫が詰まっています。女の子用のストラップシューズも、ベルトと同様にストラップの長さ調整ができるのでピタッとした履き心地を叶えてくれます。
履きやすい革靴にもブランドによって特徴があります
ローファーは甲で履くので、どうしてもかかとが動きやすい靴です。それを解消するために<TORTOISE/トータス>のローファーには甲の内側にゴムバンドが仕込まれていて、靴の中で足が動きにくいよう甲を押さえてくれます。履き口やかかとまわりのクッション性が高いのも<トータス>の特徴で、革靴であっても足の擦れの心配が軽減されます。比較的、足の幅が細いお子さまにおすすめです。
靴底がしっかり屈曲しグリップ力のある<KID CORE/キッドコア>は、スニーカー感覚で地面を蹴りだすことができるので革靴慣れしていないお子さまにも履きやすい一足です。甲が高めのタイプ、全体的に細めのタイプなどのラインナップがあるので、お子さまの足のタイプに合わせてお選びいただけます。
革靴を長く大切に履き続けるために週に1度はお手入れを
履いた日にはお手入れするのが理想ですが、革靴を長く愛用するために最低でも週に1回はお手入れするのがおすすめです。まずは基本のケアができるお試しセットから始めるのがいいと思います。防水スプレーは雨の日のケアと思われがちですが、汚れなどを弾いてくれるので実は晴れている日でも効果的です。
お子さま用の革靴はすべてソフトタイプというわけではなく、フォーマル度の高いカチッとした印象の革靴もございますので、シーンやお子さまの年齢に合わせてお選びください。